人口増加の勢い指数で倶知安町がランクイン

2017年 10月 30日

総務省が2015年~2017年7月に公表したデータをもとに、日本全国の自治体で最も人口増加に勢いのあった町で倶知安町が1位にランクインしました。

スキーリゾートとして名高い倶知安町は、冬場に一時的に滞在する外国人数が年々増え続け、2014年12月には766人だったのが、2016年には1545人にまで増加しました。一時的な滞在とはいえ、”人口”として数えられる外国籍住民が増え続けたことが大きな理由といえるでしょう。

ほぼ毎年、11月に入るとその住民数の推移が跳ね上がり、シーズンの終わりとなる4月になると落ち着くという増減を繰り返しており、スキーリゾートで働く季節雇用のスキーインストラクターやホテルやコンドミニアムなどの宿泊施設の従業員が、冬になると来日し、春になると帰国するためだといわれています。

故に、人口はもちろん、その増減率も2015年には0.06%、2016年には1.48%、2017年には2.55%と連続して増え続けています。

立地の良さ、住宅の供給力の高さで定評のある2位の千葉県の印西市の人口増加の勢い指数0.966を0.279差をつけての1位となりました。尚、3位は福岡県苅田町、4位は京都府日向市、5位は東京と稲城市と続きます。