2000年初頭、欧米のスキーリゾートを知るオーストラリア人が、ニセコの素晴らしい"Konayuki(粉雪)"と出会う。この事が発端となり、Nisekoは世界中のスキーヤーに知られる事となりました。
世界最高とも絶賛されるこの雪質と、北海道の人と食のすばらしさも相まって、海外からの投資が始まったのです。好調な世界経済・類を見ない雪質・日本文化の経験によりニセコに溢れるほどの海外観光客や投資家が訪れる、という大変化を当地にもたらしました。現在、依然としてオーストラリアの観光客や不動産投資家が多い中、新しい成長市場はアジア地域、特に香港、シンガポール、そしてマレーシアへと変わっていきました。注目されたのは香港の実業家、リチャード·リー氏のパシフィック・センチュリー・プレミアム・デベロップメンツによる花園リゾートエリアの購入、そしてホテルチェーンのヒルトンを運営するマレーシアのYTLグループによる旧東山プリンスホテルの購入でした。著名な企業の投資がニセコブランドを一躍、世界のブランドに押し上げたのです。